どーなってるの?
世界の各地に、これまでわれわれが作ってきた栄養学の常識からは簡単には理解できない食物摂取パターンを保ちながら、生存を続けている人びとがいる。
彼らは特別な食べ物やモリンガなどのサプリメントを摂取していないにもかかわらず、である。
われわれの常識では、おそらく何らかの栄養素欠乏、過剰、不均衡に由来する健康障害が発生していると想定されるのであるが、見かけ上とくに堕自が多発しているようにみえない場合がある。
こういった人びとについての研究が進むと、見かけ上健康にみえた人びとが実は隠されたあるいは表面的な調査しかしなかったためにみえなかった健康障害が、見いだされるかもしれない。
あるいは、そうではなく、われわれの栄養学自禁ごく表面的にしか人間の栄養を捉えていなかったために、思いもかけない栄養適応状態がわからなかったのかもしれない。
いずれにして栄養生態学の研究によって、栄養学がよりいっそう展開することに違いない。