寝てても脳は起きているのかも
睡眠中も脳が外部からの刺激に気づいていて、判別してから反応すべきか否かを決めていることになります。
反応の遅れは、知覚の欠如によるのではなくて、刺激が重要でなければ反応すまいとしているからなのです。
ベッドで眠っていると通常反応がみられなくなるのは、睡眠中はやる気がなくなっているせいだ、ということがわかるのです。
合理的に推論すると、やる気がなくなれば、外界のできごとに対する反応ばかりか、動物自身が主体的にやろうとしている活動に対する意欲にも、影響が及ぶでありましょう。
ですから、眠っている動物は、とても空腹になったり、膀胱がいっぱいになったりしないかぎり、快適で安全なねぐらを放棄しないのです。
睡眠と呼ぶ状態にみられる鈍感さは、眠気の状態に非常によく一致しています。
眠気は、各個体に作用して仕事を継続しようとする意欲を低下させ、その結果集中力を維持する能力をそこなわせて寝床へ引っ込ませるのです。
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